【もんぜつダイエットぶろぐ】ロコモって何？メタボじゃなくてロコモ？運動器低下した現代人の未来は…ロコモティブシンドロームとは

こんにちは。武蔵小山のダイエットトレーナー兼調理師のもんぜつ代表です。

みなさんが通われているトレーニングジムやパーソナルジム、ヨガ、ピラティスにはサボらず行けてますか！？

一度サボると抜け出せませんよ！せっかくのダイエットやボディメイクの目的が果たされません！！

今日ももんぜつ頑張りましょう！でも無理はしないでね〜☆

「ロコモティブシンドローム」、略して「ロコモ」という言葉をご存知でしょうか？

ロコモは、2008年より始まった言葉で、

メタボと比較されるほど患者数の多い運動器症候群のことです。

ロコモは、日本の未来に多大なる悪影響を及すことが、すでに予想されている深刻な病気ですので、

ロコモに対する知識を持っていただき、予防できる様、ご紹介していきたいと思います。

『ロコモティブシンドローム（ロコモ）』

運動器を構成する

骨、関節、神経、筋などに、

骨粗鬆症、変形性関節症、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、サルコペニアなどの運動器疾患が起こると

それらが連鎖、複合して、

運動器の痛みや、筋力低下やバランス能力低下などの

運動器の機能低下をきたし、

またその機能低下が運動器疾患をさらに悪化させ、

移動機能低下（歩行障害）に伸展し、

さらに悪化すると最後には

介護状態に至るというものです。

それがロコモティブシンドロームです。

エレベーターや車を使う便利な現代社会において、人類は足腰を使う機会が少なくなっています。

高齢者のみならず全世代の方々に注意が必要となっています。

2010年の発表されたロコモと診断される値にある日本人（ロコモ度１以上）は、

推定４５９０万人いると言われており、

その中でもより悪い基準値の日本人（ロコモ度２以上）は、

１３８０万人いると推定されています。

国民の３人に１人は、何かしら、関節や骨、神経、筋などに支障をきたしているのです。

ロコモは、高齢者にとっては癌よりもたちが悪いと言われており、

転倒により大腿骨を骨折し、立てなくなった高齢者は、

みるみる運動機能が低下し、最終的に合併症をきたして死に至ることがほとんどです。

そうならないようにする為にも、日頃から運動して予防しなければなりません。

「年をとった結果だ。」「年だからしょうがない。」というのでは取り返しがつきません。

日頃の日常生活動作が、いかに健康に悪影響を及すのかを理解しなくてはなりません。

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簡単にはじめられるロコモ対策として、『美しく立つ』ということを意識していきましょう。

人間は重力に逆らい骨を軸として立っています。

美しく立つ事で、姿勢を維持する筋や関節が適切に正常な形で働き保持します。

大事なのは、まず主観的で良いので、美しく立つということを心がけることです。

まず胸を張って背筋をピンとさせましょう。

日本整形外科学会ロコモチャレンジ！推進協議会推奨

バランス能力をつけるロコトレとして、

左右１分間ずつ、１日３回の片脚立ち。

下肢筋力をつけるロコトレとしての

深呼吸をするペースで、５〜６回繰り返し、１日３回行うスクワットなどがあります。

どれも実施するのにハードルが低いものばかりです。

ロコモパンフレット2015年度版に記載されています、参考にしてみるといいですよ。↓

https://locomo-joa.jp/news/upload_images/locomo_pf2015.pdf

みなさん小中学生時代、

垂直跳び、縄跳びを授業の一環としてやらされていたのを覚えていますか？

これは、骨や筋、関節を鍛えることが、

運動器障害の予防に役立つため行われていたものなのです。

幼少期や学童期の運動習慣が、将来の疾病のリスクを下げる事が分かっています。

高校生になると、運動習慣を持つ人は減少します。

大学生になるとさらに運動習慣を持つ人は減少してしまいます。

これは非常に深刻な問題です。

たいていの大学生は、かかとを付けたまましゃがみ込むと、

バランスを崩して後ろに倒れこんでしまいます。

これは、運動器の機能低下を表しています。

運動習慣がなくなった大学生になった段階から

運動器の機能低下が始まっているのです。

若くして運動習慣がなくなり、

逆に楽な姿勢でのスマホ、PC習慣が増えた人は、今後とくに注意が必要です。

ロコモを進行させる家から出ない人、ちょっとした外出も車で移動する人は増えています。

国や医学会などが度々発表していますが、

日本の運動器における健康の未来は深刻です。

やれることからはじめていきましょう。小さい事からコツコツと！