人は、ココロの状態が悪いと、健康状態も悪化します。

ココロの状態が良好であれば、カラダも良好になります。

人は、外部の力(環境)によって、ココロとカラダの状態が左右される生き物です。

それは、移り変わる季節、気候、太陽の位置によってもそうです。

気候によって、心身は、大いに影響を受け、体調が変動します。

春夏秋冬、それぞれの季節におけるココロとカラダの影響を事前に把握し、想定しうるリスクに備えることで、

良好な状態で、これから迎える季節を受け入れられることでしょう。

美しい季節の流れを感じ、

いつでも季節の移り変わりを受け入れられるような準備をしてゆきたいものですね☆

陰陽五行の教えのもと、季節の特性を把握し、ココロの状態を整える方法を考えていきましょう。

大前提◎湿気大国JAPANは胃腸を痛めやすい

日本人を含めたアジア人は、胃腸をいためやすい人種で、

それは湿気の多い地域で生活していることが影響しています。

その湿気が災いで、ピロリ菌が発生するのです。

ピロリ菌は、胃酸の中でも生きることのできる為、

腸内環境の悪化を誘発し、タンパク質の分解、他の菌やウイルスの除去を阻害し、

その結果腸でガスを発生させ、栄養素を吸収しずらくしてしまいます。

ピロリ菌は、下痢や腹痛、膨満感、栄養吸収不良、過敏性腸症候群(IBS)、逆流性食道炎、リーキーガット症候群の原因になる菌です。

欧米にもピロリ菌は生息しているのですが、

アジアで発見されるピロリ菌は、胃がんの発症率が高くリスクの高い菌として、注目されています。

☆五行と季節の関係を知ろう!

◎季節におけるカラダへの影響とは?

  1. 春は、肝臓が弱りやすく、目が疲れる。怒りを感じやすい。
  2. 夏は、心臓や小腸が弱りやすい。命の勢いを強めたい。
  3. 長夏は、食べ過ぎにより、胃に感じる不調が生じる。
  4. 秋は、肺の特徴による心の虚無感を感じる。
  5. 冬は、恐怖やこころを閉ざしがちになり、食事の塩分量も増え、腎臓を傷めやすい。

この季節の特徴とも言えるウィークポイントにそれぞれ補う様に生活することで、

各季節ごとの悩みを、解決、予防することができます。

『すべての現象・物事は5つに分けられると言う中医学の考え”五行”のまとめ』

1年を春夏秋(長夏)冬と5つに分けられる様に、

人の臓器は、肝・心・脾・肺・腎の五臓に分けることができます。

その5つの働きや機能がそれぞれ影響し合ってバランスをとりながら、

良いコンディションを保ったり、ときには乱したり、私たちの個性や体質をつくります。

①春は、

肝臓が弱りやすく、目が疲れる。怒りを感じやすい。

【春】肝臓・胆のう・筋・爪・目

(青・緑)木、怒り、酸味

  • 排泄をスムーズにする
  • 身体がスムーズに動くための調節
  • 気・血をスムーズに流す
  • 血を貯蔵

②夏は、

心臓や小腸が弱りやすい。命の勢いを強めたい。

【夏】心臓・小腸・舌・顔

(赤)火、喜び興奮、苦味

  • 血流のポンプ
  • 精神を安定させる
  • 命のいきおい

③長夏は、

食べ過ぎにより、胃に感じる不調が生じる。

【長夏】胃・膵臓・唇

(黄)土、心配悩み、甘味

  • 食べ物の消化吸収
  • 栄養を上に持ち上げる
  • 出血のコントロール

④秋は、

肺の特徴による心の虚無感を感じる。

【秋】肺・大腸・皮・鼻・うぶ毛

(白)金、悲しみ孤独感、辛味

  • 息をするところ
  • 良いものを全身に振りまく
  • 汗の調節

⑤冬は、

恐怖やこころを閉ざしがちになり、食事の塩分量も増え、腎臓を傷めやすい。

【冬】腎臓・膀胱・生殖器・耳・骨・髪

(黒)水、恐怖、塩味

  • 成長・発育。老化・生殖
  • エネルギーを貯蔵
  • 水分代謝
  • 深く吸い込む

    中医学における人のカラダの中を巡るものとして、気・血・水と言う3つの流れがあります。

    ◎気・・・気力というように心と体を動かすエネルギー

    元気の源。動かす力,。体を温める力。代謝、血・体液を流す。必要なものをためておく力。体を守る力。

    ◎血・・・体の栄養となり、心を支えるもの

    体の滋養となるもの。精神を安定させるもの。

    ◎水・・・体をうるおすもの

    体の潤い。冷却水。正常に流れている水分。

    メモメモメモ

    未病を防ぐ中医学


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