こんにちは。開運健康プランナーの岩田隼八です。
若々しい肌を保つ為に、一年中同じ食材ばかり食べ続けている人がたまに見受けられます。このような食べ方では、一年を通して健康な肌を保つことはできません。人の肌は、季節の変化に伴って肌の状態も異なってきます。年間を通して健康な肌を保つ為には、その季節の肌の状態を考えて、その時に必要な栄養素を摂ることがポイントです。
◎季節のポイント◎
〜春〜
春は、紫外線が一気に増える時期です。肌に最も重要な動物性たんぱく質とビタミンB2、ビタミンB6を摂って、肌の抵抗力を向上させましょう。
動物性たんぱく質は、肉・魚・卵・乳製品に豊富です。これらは、ビタミンB2、ビタミンB6も十分摂ることができます。
肉・魚・卵・乳製品は、年間を通してしっかり食べるようにしましょう。
〜夏〜
夏は、終わりがけになると肌の疲れが目立ってきます。夏は、多くの問題を抱えています。肌のpHが酸性から中性に傾くことで、化膿菌に対する抵抗力が無くなり、肌のトラブルが発生しやすくなります。
また、日焼けで皮膚の角質層が厚くなっているので、それにより汗をかくと角質層がふくらんだり、しぼんだりして緩んでしまいます。これは、皮膚の表面が荒れてザラつく原因です。
肌の修復の為には、動物性たんぱく質とビタミンB2、ビタミンB6に加え、ビタミンAを十分に摂ることが必要です。
ビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫に保ち、感染症の予防にも役立ちます。また、がんなどの病気の原因である活性酵素の働きを阻止する抗酸化作用もあります。
ビタミンAは、レバーや、うなぎが豊富に含んでいます。緑黄色野菜もビタミンAに変わるβ-カロテンを豊富に含んでいます。旬の食材であるスイカもおすすめです。
〜冬〜
冬は、寒さや冷えから血行が悪くなることで、皮膚も元気がなくなる時期です。脂腺や汗腺の働きが鈍くなるので、皮膚表面の脂分が足りなくなり、肌は乾燥しカサカサになります。
お湯を使って作業するとなると、手の表面の脂分がさらに無くなり、終いには皮膚の弾力が失われ裂け目が出てきます。ひび割れです。
冬の肌のカサカサを防ぐには、十分な保湿は大事ですが、皮膚の血行を改善するビタミンEを積極的に摂ることがポイントです。
ビタミンEは、カニ、牡蠣、銀ダラなどの魚介類や、カボチャやブロッコリーなどの緑黄色野菜に豊富です。オリーブオイルなどの植物油にも含まれています。
その季節の旬の食材を食べると、その食材が持つ栄養価が一番高いタイミングで摂ることができます。
また、季節を感じながら食事をするとより、食事を楽しむことができるので、心も豊かになり一石二鳥です。季節とともに体も順応させて、バランスのとれた状態を目指しましょう。
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