こんにちは。開運健康プランナーの岩田隼八です。
アルコールのカロリーは、糖質や脂質といったカロリーとは少し異なり、肝臓で分解されて熱として放出されるため、体に蓄積されづらい性質があり、エンプティカロリーと呼ばれています。
しかし、アルコールのカロリーはすべて熱となって放出されるわけではありません。体内に脂肪として蓄積する部分もあります。お酒をいっぱい飲むと、その分蓄積する量も増えます。
アルコールはカロリーではない太る原因を持っています。
▼お酒には糖質が含まれている
糖質の多いお酒を飲めば、血糖値が上がり、インスリンが過剰に分泌されて太る原因に繋がります。
○糖質が多く、太りやすいお酒
- ワイン(甘口)
- ビール
- 日本酒
- 梅酒、果実酒
- リキュール
●糖質が少ないお酒(飲み過ぎは太る)
- 焼酎
- 泡盛
- ワイン(辛口)
- ジン、ウォッカ、ラム
- ウイスキー、ブランデー
- 糖質オフビール
糖質が少ないお酒であっても、アルコールを分解する過程で中性脂肪の合成が促されるため、飲んだ量に比例して中性脂肪も増えていきます 。中性脂肪が増えることで、皮下脂肪や内臓脂肪の増加に繋がり、その結果太る原因となります。
〜太る!注意したいお酒の飲み方〜
⑴空腹でお酒を飲まない
空腹でお酒を飲むと胃の粘膜を傷つけ、アルコールの吸収が良くなり酔いやすくします。さらに、低血糖になる恐れがあります。食後の血糖値の低下は、お腹はいっぱいであるはずなのに脳に空腹のサインを送り、勘違で深夜になってドカ食いをしてしまいます。お酒には食欲増進作用があるのです。
お腹を満たして飲む方が、酔いにくく、たくさんお腹に入らないので、太りにくくなります。
⑵太るおつまみと一緒に食べない
から揚げ、フライドポテトなどの揚げ物といった脂質や糖質を多く含む食品と一緒に食べると、たちまち太ります。
植物性たんぱく質が豊富な豆腐やえだまめ、カロリーが低い刺身や煮物がおすすめです。
⑶お酒を大量に飲まない
お酒を短時間でたくさん飲むと、肝臓がアルコールの分解を優先してしまうため、脂肪を分解する働きが停止します。肝臓で脂肪酸がせっせと合成され、中性脂肪の材料になります。
国民健康づくり運動の健康日本21によると、節度ある適度な飲酒量は、1日平均純アルコールで約20g程度です。
生活習慣病のリスクを高める飲酒量は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上と定義しています。
▼節度のある適度な飲酒量、純アルコール20gの目安
- ビール ロング1缶(500ml)
- ウイスキー ダブル1杯(60ml)
- ワイン グラス2杯弱(200ml)
- 焼酎 グラス2分の1杯(100ml)
- チューハイ 缶1本(350ml)
- 日本酒 1合(180ml)
⑷お酒を割って飲む
水やお湯で割って飲めるお酒は、できるだけ薄めて飲みましょう。甘い炭酸などで割ることは注意が必要です。
焼酎のお湯割りは、少しずつしか飲めないうえ、少量でも十分アルコールが回りやすいので、飲みすぎない策としては有効です。
⑸水分をしっかり摂る
水分補給は体内の液体を循環させるのに重要です。アルコールを飲むと、体の水分が失われ脱水症状を引き起こします。十分な水分を補給して、寝ることをおすすめします。二日酔いの予防にもなります。
⑹お酒好きは、休肝日を作る
毎日お酒を飲むと、肝臓に負担をかけてしまいます。胃や腸といった消化管の粘膜も荒れてきます。週に2日程度の休肝日を作り、肝臓を休ませましょう。
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