こんにちは。開運健康プランナーの岩田隼八です。
甘いものをついつい日常的に食べてしまうあなたに朗報です。甘いものが体に及す影響を把握して、甘いものと上手に付き合うテクニックを身につけましょう。
◎甘味の働き
五行でいう甘味の働きの1つに、発散させる効果があります。
気候が暖かくなると、体の熱の発散が必要です。発散できてないと熱が体にこもり、熱疲労・熱けいれん・熱射病といった熱中症やのぼせを招きます。暑い季節や暑い地域の国や地方の人々は、暑さをしのぐ知恵として、甘味を活用しています。東南アジアの暑い国々の食べ物や南国フルーツなどが甘いのもそのためと言われています。
◎熱を逃がす寒性・涼性の甘味食材
マンゴー、イチゴ、オレンジ、梨、びわ、リンゴアロエ、柿、キウイフルーツ、グレープフルーツ、スイカ、バナナ、パパイヤ、メロン、セロリ、ビーツ、ズッキーニ、トマト、レンコン、ゴボウ、オクラ、キュウリ、タケノコ、ほうれん草、水菜、レタス など
心に対しての働きは、リラックスや気を緩ませる効果があります。
人は、緊張、我慢、ストレスなどで心や体が疲れた時や、落ち着きがない時に、甘いものを欲します。また、お肉や野菜が不足している時や塩味が多い時なども、甘味を欲するようです。
しかし、糖分を摂りすぎは注意が必要です。
血液を糖化・酸化させ、肌や内臓などの老化の原因となります。また、血糖値を上昇させ、高血圧や糖尿病といった生活習慣病や、血管疾患を招きます。
▼甘いもの摂りすぎ対策
- 糖分は代謝の際に、体内のビタミンやミネラルを使うので、甘いものを食べた後は、緑黄色野菜、小魚、梅干し、海藻などのビタミン類やカルシウムをはじめとしたミネラル類をしっかり摂取しましょう。
- 砂糖は、白砂糖ではなく、ミネラル類が含まれるきび糖やてんさい糖がおすすめです。
- ジンジャーティーやチャイのように、シナモンや生姜などのスパイスを配合して甘味の負担を緩和しましょう。
- 甘いものを控えたいときは、体を動かしたり、外へ出かけたりして、甘味の代わりに運動で発散させましょう。
甘味は依存性があり、習慣的に甘いものを摂取してしまう癖がついてしまいます。依存して取り返しのつかないことにならないように、上記の対策を実践して予防しましょう。
甘いものは、タイミングや量などメリハリをつけて美味しくいただきましょう。
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