こんにちは。開運健康プランナーの岩田隼八です。

毎日、有酸素運動をしている人の中に、筋肉が全然つかないであったり、ケガをしやすくなったり、痩せるつもりでやったのに脂肪がついていたなどといったことがあるかと思います。

毎日の有酸素運動では、筋肉の疲労がいつまでたっても抜けない状態が続いたり、筋肉量が減ったり、脂肪が付きやすくなってしまうことがあります。

前回の記事【健康づくりの有酸素運動の頻度と時間について】

人間はトレーニングを続けるとその負荷に慣れようと体が順応し始めるため、毎日、有酸素運動をすることで同じ負荷では効果を感じなくなります。

体が慣れてしまうと脂肪を燃焼させなくても体を動かせるため、脂肪を燃焼させるには、より大きな負荷をかける必要があります。

始めのうちは痩せていくのですが、毎日同じ有酸素運動では、ダイエット効果は少なくなります。

有酸素運動におけるダイエット効果を期待するためには、徐々に負荷をあげる必要があります。

⚠️ここで、注意したいこと①

毎日の有酸素運動で、脂肪がつきやすくなる!?

ダイエット効果を期待して、負荷が増やしたがために、キツくなって運動を続けられなくなることがあります。

毎日運動を続けるとなると、さらに多くのエネルギーが必要となり、体がエネルギーとなる脂肪を蓄えようとします。脂肪を蓄えやすくなった体で毎日運動を続けられる人であれば問題はないですが、継続できず運動をやめた途端にリバウンドして太ってしまうことがあります。

⚠️さらに、注意したいこと②

毎日の有酸素運動で、筋肉が落ちる!?

毎日の有酸素運動は体の脂肪は落ちていきますが、体は脂肪や筋肉をエネルギー源として利用しているので、脂肪がなくなると、次に筋肉がエネルギーとして使われ始めるため、必然的に筋肉量が減っていきます。

筋肉が分解され始めると、基礎代謝は減っていきます。運動をやめて、食事量を減らさないで以前の同じ分だけ食事をしてしまうと、今の体に必要以上のエネルギーを蓄えてしまうことになり、太ることになります。

筋肉が落ち始めると有酸素運動に耐えられるだけの筋力もなくなってしまうため、結果、リバウンドへの道に進むこともにもなりかねません。

筋肉を落とさないためにも有酸素運動を毎日行うのは避けましょう。

⚠️さらに、注意したいこと③

毎日の有酸素運動で、ケガのリスクを高める!?

運動によって破壊された筋線維は、より強靭な筋線維になろうと修正を始めますが、それには、24〜48時間の休息が必ずいります。

毎日運動を行うとなると、疲労した筋肉が回復しきれず、逆に回復しきれていない筋線維をさらに破壊してしまい、弱く疲れやすい体にしてしまいます。その状態では、体をきちんと動かせないので、ケガをしやすい体質になります。

※毎日有酸素運動を行うアスリートや競技者は、食事や運動時間、休息などをしっかり決め、管理された状態で行っています。

有酸素運動は筋トレのような最大筋力を使わないため、慣れてくると、つい長い時間運動を続けてしまいたくなるものですが、トレーニングをしているのに体を弱くしていますので、有酸素運動をする時はきちんと体を回復させることも意識し、運動頻度と時間をコントロールしましょう。

前回の記事【健康づくりの有酸素運動の頻度と時間について】

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