こんにちは。開運健康プランナーの岩田隼八です。
「日本酒は、太りやすい」などという情報から、日本酒を避けるようになった人がいるかと思いますが、それだけで日本人の心とも言える日本酒を敬遠してしまうのはもったいないですし、日本酒も浮かばれないでしょう。本当は、適量飲むことさえ守れば、たくさんの栄養素が含まれているお酒なので、日本酒に合う肴と食事と共に、十分に楽しむことができるのです。
適度な量の日本酒は、農林水産省でも効用が認められているくらい健康に良いことがたくさんあります。
今回は、日本酒に含まれる栄養素と、健康的な飲み方についてご紹介します。
●日本酒に含まれる栄養素
日本酒には、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養素が含まれています。日本酒は、アルコール飲料の中でもっともアミノ酸が豊富です。そのアミノ酸(ペプチド)が、日本酒の健康効果のカギを握っています。
日本酒に含まれているさまざまなアミノ酸の中でも、アミノ酸が2つ以上結合したペプチドは、血圧を下げる効果が注目されており、高血圧や糖尿病予防のために積極的に取り入れられています。また、ペプチドは記憶力改善の助けになります。日本酒の中でも純米酒に多く含まれます。
また、日本酒には必須アミノ酸が全て含まれています。アミノ酸の中でも必須アミノ酸に分類されるものは、自分の体内では作れず、体外から補わなければなりません。そのため、毎日の食事のなかでバランスよく摂取することが重要です。日本酒は、その必須アミノ酸が全て含まれているのです。
●日本酒の健康作用
♥︎体温を上げてリフレッシュ効果が期待
日本酒は、体をポカポカにしてくれます。それにはアデノシンが関わっていて、血管を拡張し、血流をよくしてくれて、その結果、体温上昇を促します。その為、緊張した筋肉がほぐされて、こり固まった心身をほぐしてくれます。肩こりや、体が冷えてしまった時などは、日本酒を適量飲んでリフレッシュしましょう。さらに、ストレスや不安も軽減してくれます。
♥︎肌の調子を整えて美容アンチエイジング
肌のシミの元になるメラニンの生成を抑える効果をもつコウジ酸が多く含まれています。また、日本酒に含まれるポリフェノールのフェルラ酸は、シワなどの肌老化の原因のひとつフリーラジカル(活性酸素)の抑制が期待できます。現在、美容効果への注目も高まりつつあります。
♥︎食欲増進で食事がさらに楽しく
日本酒には食欲増進効果があります。食前酒として日本酒が振る舞われることがあるのですが、これは食事をより楽しく美味しくしてくれます。より充実した食事の時間になることでしょう。
●日本酒を飲む時の注意点
⚠️日本酒の飲みすぎに注意して飲もう
日本酒の適量は、一日1合が目安です。二日酔いになるようでは、健康作用も得られないし、むしろ逆効果になってしまいます。
飲みすぎに注意をしつつ、健康な状態を維持できれば、日本酒を長く楽しめるでしょう。
⚠️日本酒と一緒にお水を飲もう
日本酒を飲む際、水も一緒に飲むことを心がけましょう。日本酒を飲むときに水も一緒に飲むことで、酔いがゆるやかになり、深酔いや脱水症状を防止します。
⚠️空腹での日本酒には、少々のおつまみを
空腹で飲む場合は、アルコールの吸収が早くなるので、美味しい肴と一緒に、ゆっくりと時間をかけて食事を楽しむことも心がけましょう。
運を動かす
BodyCookS~体を料理~