こんにちは。開運健康プランナーの岩田隼八です。
かつて、人間を除く日本の食物連鎖の頂点にいた動物をご存知でしょうか?
その動物とは、現在は絶滅を認定されていますが、日本の本州・四国・九州と広範囲に生息していたニホンオオカミです。
ニホンオオカミは信仰の対象となったり、像が建てられたり、沢や谷に狼にちなんだ地名がつけられたりと、その昔、日本では身近な生き物であり、かつ神聖な生き物として位置付けられていました。
オオカミは、気高く、誇り高く、孤高のイメージがありますが、すごく家族思いの動物です。
オオカミは、捕食するのに、飼育している馬や犬を襲うことがあった為、何百年も前に猟師が多くを駆除しました。また、地域によっては、五穀豊穣などの儀式の道具として、狼の遺骸が必要な為、狩猟されていました。また、森林の伐採や都市開発が進み生息域が縮小するなど、様々な要因の末に徐々に数が減り、ニホンオオカミは絶滅してしまいました。
通常は、数が減り続けるということは、子孫繁栄の観点で危機的な状況です。子孫を残したくても、相手がいなければ寿命で死んでいくだけとなります。
人間の一つの観点から動物の生態系を脅かすような利己的な考えは、見直す必要があります。
地球環境を考えるエコロジカル・フットプリント
エコロジカル・フットプリントとは、人間が自然環境に与える影響を、わかりやすく明快に伝えるとともに、その影響(生態学的赤字)をどれくらい減らすべきかについての指標です。
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オオカミの駆除を進めたがために、鹿が山で異常繁殖してしまい、数が増えた鹿が食べ物を探しに町へ出て、農作物を荒らすなどの被害が出たりするなど、新たな問題が生じました。
◉地球環境は、陰陽五行説の思想に表されるように、陰と陽の絶妙なバランスで成り立っています。
五行説・・・木・火・土・金・水の5つの元素が互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環するという考えが根底に存在するもの。
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陰陽説・・・森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰と陽の二つのカテゴリに分類する思想。陰と陽とは互いに対立する属性を持った二つの気であり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こります。
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◉想定されるリスクを考えて、アクションを実行することが重要であると大自然が教えてくれています。無理やたらに、質と量を考えないで、生命を奪いとるような大罪はしないことです。
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ニホンオオカミは、人間に見つかっていない期間が50年以上と非常に長いので絶滅と認定されただけで、100%絶滅したとは正直のところ誰にもわからないそうです。どこか、人間が行き来できないような森の奥深くで、幸せに暮らしているかもしれません。
生命の力は、可能性です。
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