こんにちは。開運健康プランナーの岩田隼八です。

最近、健康への関心が高い人たちの中で、注目を集めているのが、ビーツを摂取することにより体内で産生される一酸化窒素です。

一酸化窒素は、感染や炎症により体内で慢性的に過剰産生されると生活習慣病の悪化にもつながりますが、実は食事や運動といったの生活の中で、一酸化窒素は体の中で一定量が産生され、大切な役割を担っています。

この産生された一酸化窒素には、血行を改善すると同時に、血管をやわらかくする働きがあります。血行を改善することは、持久力アップ疲労回復にも効果を発揮します。さらに基礎代謝のアップにもつながるので、運動能力のアップのほか、ダイエット効果も期待できます。

◎ビーツの主な効果

  • 血行不良改善
  • 高血圧予防
  • むくみ解消
  • 腸内環境を整える
  • 肝機能を高める
  • 動脈硬化予防
  • 抗酸化作用によるがん予防
  • 肌を健康に保つ
  • 糖尿病予防

◎ビーツに含まれる栄養素

  • ミネラル:カリウム、ナトリウム、カルシウムなど
  • ビタミンB群:ナイアシン(皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きもする)、パントテン酸(代謝を助け、エネルギー産生やホルモン、抗体の合成に必要)など
  • 食物繊維

◎ビーツと料理の組み合わせ

♥︎ビーツのリゾット

イタリアでは、ビーツを使ったリゾットも一般的な料理です。真っ赤なリゾットは見た目にも楽しいので、ホームパーティーなどにも似合います。

♥︎ビーツとトマトのパスタ

いつものトマトソースにビーツを加えると、彩りもより鮮やかになります。またビーツの甘みがトマトの風味とよく合います。

♥︎ビーツのピクルス

ピクルスは、淡い色のものが多いですが、ビーツのピクルスは色鮮やかに仕上がります。

♥︎ビーツのスムージー

スムージーにするのが、いちばん手頃なビーツの食べ方です。ビーツといろいろなフルーツや野菜との組み合わせで楽しみましょう。

♥︎ボルシチ

ビーツを使ったロシアの代表的な料理。ロシアの厳しい冬を乗り切るための知恵が集まった料理で、ビーツの缶詰(水煮缶)を使って調理する場合は、水煮缶の汁も使うようにしてください。

◎ビーツの下処理の方法

★ゆで下処理

  1. ビーツをよく洗い、葉と茎を切り落とす。
  2. 皮付きのまま鍋にいれ、かぶるぐらいの水と少量の酢を入れて火にかけます。
  3. 沸騰したら弱火にして、差し水をしながら柔らかくなるまでゆでます。
  4. ゆであがったら火をとめ、ゆで汁につけたまま冷ます。

※目安は30分〜。

★オーブンで焼き下処理

  1. ビーツをよく洗い、葉と茎を切り落とす。
  2. ホイルに包む。200℃のオーブンで30〜40分焼きます。

※目安は30分〜。

下処理したビーツは冷凍庫で長期保存が可能です。
食べやすい大きさに切って、保存袋でに入れて冷凍庫に保存してください。使う時は、冷蔵庫で解凍。スープやスムージーには、冷凍のまま使えます。

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