こんにちは。トレーナーの岩田です。
ダイエットを行う場合、まずは自分がどんな体型なのかを客観的に把握することが成功につながります。体型ごとに適したダイエット法は違うので、自分の体型と体質をしっかり把握して効率的にダイエットを成功させましょう。
◎酵素とは
酵素は生きている生物ならどんな微生物にも存在し、唯一生命力を持った栄養素です。生命力を持っているため、48℃以上加熱すると死滅してしまいます。
酵素は体内に1万以上の酵素が存在していると言われています。酵素は体内で生産される潜在酵素と、外部の食事によって取り入れる食物酵素の2つに分けられます。潜在酵素は体内で、消化酵素(アミラーゼやリパーゼ、アルコール分解酵素など)と代謝酵素(発汗や免疫、デトックス力など)の2つの働きに分かれます。
体内に存在する酵素は、加齢とともに減少します。代謝酵素が不足してくるので、食事から取り入れる食物酵素が、代謝酵素を温存させるポイントになります。それは、若さやダイエットのポイントでもあります。
酵素が強くなれば、腸内環境が改善されます。アトピーやアレルギー、花粉症も改善できます。
◎好きな食べ物で分かるあなたのタイプ
好きな食べ物はついつい量を食べてしまうので、それを分解する消化酵素が不足して、脂肪や毒素が特定の部位に蓄積されてしまいます。この悪循環を断ち切るには、好物を分解する為に必要な酵素を積極的に摂ることです。続けていくと、やめようと思わずしていつの間にか好物が食べたくなくなるのが特徴です。
タイプA
【疲れると】油っこいもの(ポテチやドーナツ)を食べたくなるタイプ
【体型】下半身(特に腰回り)に脂肪がつきやすい洋ナシ型体型
【病気】むくみや肝機能低下、甲状腺疾患など起こしやすい
【足りない酵素】脂肪分解酵素
【摂りたい食材】きゅうり、アボガド、セロリ、キャベツ、キノコ類、海藻類
タイプB
【疲れると】甘いもの(チョコやクッキー・炭水化物)を食べたくなるタイプ
【体型】全身にふっくら脂肪がつきやすいマンゴー型体型(女性に多い)
【病気】遺伝的にセロトニン(幸せホルモン)不足で、気分が不安定になりやすく甘いものに依存しやすい。うつ症状が多い。
【足りない酵素】炭水化物分解酵素
【摂りたい食材】大根、くるみ、オレンジ、長芋、(おろしやスムージーにすると効果大)
タイプC
【疲れると】お肉(ソーセージやから揚げ)を食べたくなるタイプ
【体型】脚は細いのに上半身が肥満し、お腹にボールが入っているようなりんご型体型(中高年男性に多い)
【病気】皮下脂肪より内臓脂肪がたっぷりつく。腰痛やヘルニア、骨粗しょう症になりやすい。
【足りない酵素】タンパク質分解酵素
【摂りたい食材】パイナップル、メロン、キウイ、桃、ベリー類(冷凍フルーツ可・缶詰NG)
タイプD
【疲れると】乳製品(アイス、プリン、ヨーグルト)を食べたくなるタイプ
【体型】一見ほっそりしてるが、バランス崩したら脂肪が落ちにくい全身セルライト予備軍のバナナ型体型(慢性的なアレルギーや乳糖不耐性であることが多い)
【病気】酵素全般が不足しているので余分な脂肪やカロリーの消費に時間がかかる。ホルモンバランスを崩しやすく免疫力低下。
【足りない酵素】乳糖分解酵素、タンパク質分解酵素
【摂りたい食材】大豆製品(大豆タンパク質)、パイナップル、メロン、キウイ、桃、ベリー類
______________________
◎酵素ダイエットの3つのポイント
①朝食は、フルーツで不足している酵素を補う
忙しい朝は、すぐに食べられるフルーツで酵素を手軽に補いましょう。
②夕食は、酵素たっぷりのサラダや副菜を1品プラス
酵素は48℃以上で加熱すると死滅してしまうので、野菜を生で調理した酵素たっぷりのサラダや小鉢を1品夕食にプラスしましょう。食べ順はこのサラダや小鉢を最初に。夕食のどか食いはNG。消化不良によって乳酸(疲労物質)がたまります。
③好きな食べ物を食べるときは一緒にフルーツを
好物を食べる時は、その食べ物を分解する酵素を含んだフルーツと一緒に。消化を助け、いつの間にか好物の量や頻度も抑えられます。
◎合わせて摂りたいおすすめ食材
・オメガ3系脂肪酸
シソ油、えごま油、あまに油(フラックスオイル)、EPA、DHAなどを含む食材は脂肪分解酵素を含みます。熱に弱く、酸化しやすいので取り扱いに注意。
・お肉(生)や魚(刺身)
野菜や果物だけでなく、生ものの肉、魚にも酵素は含まれています。
次回は、各体型タイプ別のおすすめレシピをご紹介します。
BodyCookS~体を料理~
0件のコメント