【もんぜつダイエットぶろぐ】WHOの健康の定義を越えた『健康な人格像』とは？♡パーソナルダイエット

こんにちは。武蔵小山のダイエットトレーナーもんぜつです。

みなさんが通われているパーソナルジムやヨガ、ピラティスにはサボらず行けてますか？

一度サボると抜け出せませんよ！せっかくのダイエットやボディメイクの目的が果たされません！！

今日ももんぜつ頑張りましょう！でも無理はしないでね〜☆

心と身体の健康づくりを推進するトレーナーの中で、よく議題に上がるもののひとつに「健康な人格」とは何か？

というものがあります・・・

○健康の定義として最も有名なものは、世界保健機構（WHO）の健康の定義です。

「たんに病気でないというだけではなく、身体的にも、心理的にも社会的にもwell-beingな状態であること」 

しかし、”完全に良好な状態”とは、何なのでしょうか？

加齢に伴う健康、五体不満足な状態、不治の病に侵されながら周囲に感動を与える理想的な生き方をしている例どうなるものなのでしょうか？

そこにはWHOの定義にない異なる「健康な人格像」の見方、考え方が存在しています。

☆７人の有名な哲学者たちの健康な人格の考え方まとめ（シュルツさんがまとめてくれました）

「健康な人格－人間の可能性と7つのモデル」(1977)（シュルツ著）引用

「The　Healthy　Personality　in　Counseling」 Hidetoshi　HASHIGuCHI　引用

シュルツさんは、各分野における著名な７名の学者が抱く”それぞれの健康な人格像（７つのモデル）”についてまとめています。

健康な人格像とは？

1. オールポートさん－「成熟した人格」
2. ロジャーズさん－「十分に機能する人間」
3. マズローさん－「自己実現する人間」
4. ユングさん－「個性化した人間」
5. フロムさん－「生産的人間」
6. フランクルさん－「自己超越人間」
7. パールズさん－「“いま、ここに”生きる人間」

健康な人格像モデル１〜７

モデル①オールポートさん「成熟した人格」

・自己意識の拡大。

・他者との温かいつながり。

・情緒的安定と自己受容。

・現実的な知覚と技術。

・自己の客観視。

・統一的な人生観や価値観の所有。

モデル②ロジャースさん「完全に機能している人間」

・経験に対し開かれていること。

・今この瞬間を生きどの経験も新たのもと認知している。

・ある状況の全体的勇気感覚は知性による信頼で、瞬間の直感的な衝動に基づき行動できる。

・自由の感覚。

・創造性。

モデル③マズローさん「自己実現する人間」

・自らをとりまく自然、他人、自分自身を客観的に認知する。

・開放的で率直に振る舞い、見せかけの行動はとらない。天性のままに生きることができる。

・仕事に傾倒する。

・プライバシーや独立に対する欲求。

・社会的、物理的環境から自立しようとする傾向や能力。

・つねに新鮮な喜びと恐れ、驚きの感覚をもっている。

・神秘的な激しい圧倒的な胱惚感、無上の喜び、畏敬の念を経験することがある。

・人類のために役立ちたいという願望と同時に、あらゆる人間に対し深い共感と愛情の心をもっている。

・相手と、より大きな愛情、深い友情を結び、より完全な同一化をなしとげることができる。

・最高に健康な人は社会階級、教育水準、政治的宗教的帰属、人種、皮膚の色の如何を問わず、すべての人と交わり、これを受け入れる。

・自己実現者は、目的と手段を明確に区別し、目標を達成することと同じかそれ以上にそこに至る過程や手段を楽しむ。同時に善悪、正邪をはっきり区別することができる。

・敵意のないユーモアー自己実現者のユーモアは哲学的で、けっして特定の個人をからかうものではない。

・創造性は態度の問題であり、精神的健康の表現でもある。

・自己実現者は自律的であり、社会的圧力に抵抗する。

モデル④ユングさん「個性化した人間」

・年齢的には中年期以降で、その時期における人格の本質の変化による危機を無事のりきっており、結果、意識と無意識の双方における高い水準の自己知識を達成している。

・自己の本質を受容。強さも弱さも、 聖人的側面も悪魔的側面も受け入れている。

・自己の統合。人格のすべての側面が統合され、調和をとるようになるため、そのすべての側面が表現できるようになり、生まれてはじめて、どの側面、態度機能も優勢でなくなる。

・相手の本質に対する受容と寛容である。個性化した人間は、集合的無意識を率直に受け入れ、人間の条件をより深く認識し、かつ許容することができる。

・未知で神秘的なものを受容。たんなる理性的な存在ではなく、意識の中に無意識的、非合理的要因が入ることを許容できる。そして、意識や理性を放棄するのではないが、それら意識の過程を無意識の力 で適度に調節する。

モデル⑤フロムさん「生産的人間」

・世界との連帯性には愛情が重要。

・生物としての受け身の役割を超越しようとする人間独自の欲求を重視。

・仲間と友愛感を育み、愛情、関心、社会的参加の道をひらく。

・アイデンティティの感覚。

・ 理性により、現実的で客観的な世界観を発展させる。

モデル⑥フランクルさん「自己超越人間」

・自分自身の行動を選択する自由をもつ。

・自分にあった人生の意味を見出す。

・自分の人生を自覚的に統制している。

・創造価値、体験価値、態度価値を示すことができる。

・自らの人生における行為、自らの運命に対してとった態度に個人的な責任をとる。

・外部の力によって規定されない。

・自己への関心を超越している。

・未来を志向している。

・仕事への関与。

・愛を与え、愛を受けることができる。

モデル⑦パールズさん「“いま、ここに”生きる人間」

・現在の瞬間における存在に基礎をおく。

・あるがままの自分をすべて受容する。

・自らの衝動や願望を表現する。

・自分自身の人生に責任を負う。

・他人に対して責任はとらない。

・自己および世界と触れあっている。

・率直に自分の怒りを表現する。

・瞬間瞬間の状況に導かれ、反応する。

・自我境界が狭窄化していない。

・幸福追求に従事しない。

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これらの７つの健康な人格像のモデルが、あなたの健康で幸せに生きるための指針として、少くともお役に立てれば幸いです。

もんぜつ健康でもんぜつお幸せに♪