こんにちは。開運健康プランナーの岩田隼八です。

年を取ってくると、肉や魚よりも、もっとあっさりしたものを食べたくなる人が多くなると思います。若い間は、体の成長や、新陳代謝が盛んであったりして、タンパク質をしっかり摂取する方が良いと考え、年を取ればタンパク質はそれほど摂取しなくてもいいと思っている人が少なくありません。

しかし、健康寿命を延ばすためには、加齢に伴って、しっかり動物性のタンパク質を摂る必要があります。

100歳を超えた長生きな高齢者は、植物性のタンパク質よりも、肉や魚などの動物性タンパク質をたくさん食べているデータも出ています。多くの高齢者が低栄養かつタンパク質不足により、免疫力が低下しています。免疫力を高めるためには、摂取エネルギーを増やすだけでなく、タンパク質の摂取量を増やすことが大切です。高齢者のみならず、効率よくタンパク質の摂取量を増やすために、お肉をしっかり食べるべきです。

◎お肉には若返り効果を期待できる性ホルモンが含まれています。

お肉に含まれている性ホルモンは、イキイキとした生きる力を与えてくれます。男性は男性らしく、女性は女性らしい容姿と考え方を生み出す必要不可欠な成分です。また、子どもをつくり、生み、育つ上で、欠かすことのできないホルモンです。

性ホルモンは、女性は閉経とともに一気に減少し、男性は加齢とともに徐々に減少していきます。その結果、抑うつ感や不安、疲労感、記憶力や集中力の低下、睡眠障害などが招かれます。50歳前後から、更年期障害に悩まされる人は男女ともに多くなりますが、すべての不快な症状は性ホルモンの減少が原因となっています。

そんな老いやメンタルの落ち込みを防ぐためにも、お肉を食べて予防しましょう。

とは言うものの、お肉を食べ過ぎてしまうと、逆の問題も発生します。食べ過ぎたお肉は、腸の中で腐敗し悪玉菌を増殖させ毒性物質を生成します。この毒性物質が体内に入り込むと、内臓諸器官の細胞を傷つけ、がん細胞を生成したり、老化を促進する原因となります。

①お肉を食べる頻度を考慮して、他の食材とバランス良く摂ることがポイントです。

②お肉を食べる時は、たっぷりの野菜と一緒に摂ることを忘れないようにしましょう。野菜の食物繊維が、お肉の腐敗時に発生させる毒素や悪玉菌を吸収し、体の外にまとめて排出し腸内環境を整えます。

▼お肉と一緒に食べたい水溶性の食物繊維が豊富な食材

昆布・ワカメなどの海藻類、インゲン豆・小豆・大豆・ヒヨコ豆・エンドウ豆などの豆類、コンニャク、エシャロット、ニンニク、ゴボウ、キャベツ、アボカド、梅干し、納豆・オクラ・モロヘイヤ・サトイモなどネバネバした食品

③お肉のタンパク質を分解する酵素を含む食材も同時に摂取することも腸の悪玉菌、善玉菌のバランスを保ち健康を持続させます。

▼お肉と一緒に食べたいタンパク質分解酵素を含む食材

パイナップル、メロン、ブルーベリー・ラズベリーなどのベリー類、もも、キウイフルーツなど 缶詰は酵素が死滅しているため、生の果物を食べましょう。

お肉によって腸が汚れるのを防ぐために、これらの野菜や果物を使ったサラダなどたっぷり食べて、悪玉菌も善玉化させるよう心がけましょう。

バランスのとれたお肉のある食生活で若返りを期待し、健康的な生活を送れる幸せいっぱいの長寿者になれるといいですね。

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