こんにちは。開運健康プランナーの岩田隼八です。

一人暮らしの方や筋トレを好む人、ダイエットをしている人の多くに、偏ったバランスの欠けた食事をしている人がよく見られます。偏った食事は、様々な健康障害を招く恐れがあります。ボディビルダーが風邪を引きやすいなんて話は聞いたことがあるかもしれません。今回は、低栄養が招く健康への影響をご紹介します。

低栄養とは、健康な身体を維持するために必要なエネルギーやタンパク質が不足している状態のことです。

低栄養において最も深刻なのは、エネルギーやタンパク質がともに不足したPEMという状態です。

低栄養(栄養不良)は、健康な人においても、

  • 体脂肪減少
  • 体の中の水分の減少
  • 除脂肪量(脂肪を除いた体重)の減少
  • 臓器の重量の減少
  • 免疫機能の低下
  • 身体機能の低下

高齢者においては、衰弱が早まるため、寿命に直接影響します。老年医学でいう「虚弱(フレイルティ:frailty)」です。

また、高齢者の身体機能障害のリスク要因として「加齢に伴う筋肉の減少、老化に伴う筋肉量の減少サルコペニア」が注目されています。

サルコペニアによってロコモティブシンドロームといわれる筋、骨、関節になんらかの支障をきたし、日常生活が困難になることが問題視されています。この病態は、栄養障害、フレイルティとも関連が強いといわれています。

低栄養の目安として、血栓アルブミン値が用いられています。

血液検査血栓アルブミン値が3.5g/dl未満で注意が必要です。

定期的な健康診断の結果をたださらっと流してみることなく、今一度数値がどのようなレベルにあり、どのような状態のことなのか知ることが重要です。健康診断の結果も注意してみるようにしましょう。

低栄養にならないよう、バランス良く食事摂取を心がけましょう。

日本人の食事摂取基準、タンパク質13〜20%、脂質20〜30%、糖質50〜65%

BodyCookS~体を料理~

PAGE TOP